MCTオイルで捗るファスティング・ケトジェニックダイエットの話
「これが自分」と胸を張れるように身体のコンディション維持に励むことは、健康向上にもとても良いことです。 生活習慣や食習慣への意識が高い人には、ファスティングについてご存知の方も多いかと存じます。
ファスティングとは? 簡単に解説
ファスティングは、近年では健康促進・ダイエット・エイジングケア・美容などの目的で行われることが多くなりました。 ファスティングには「一日のうち16時間は何も食べない日を設ける」という方法から、「数日間固形の食べ物を全く食べない」ものまで、様々な方法があります。 ( ※ 9 ) 「食べ物を身体に入れないことで酵素を温存し代謝に回せる」ことや「肥満ホルモンのインスリンの分泌を抑制する」ことが期待できるファスティングの継続にも、私たち人間が吸収しやすいMCTオイルが活躍します。
人の体がMCTを分解し吸収しやすいのは、脂肪酸の鎖の長さが短いためです。 (こちらのブログ参照) そしてMCTは肝臓に到達すると、すぐにエネルギーとして使われるか、ケトン体を生成します。 ケトン体は炭水化物が不足している時にのみ生成され、これは夜間や断食中、またはケトジェニックダイエット(糖質制限ダイエットのひとつ)中など、基本的に体が必要とするグルコース量が足りない時に起こります。 ( ※ 2 ) ファスティングに加え、ケトジェニックダイエットを実践している人の間でも、実はMCTオイルはおなじみのアイテムなのです。 ( ※ 1 )
ケトジェニックダイエットは何が良いのか?
ケトジェニックダイエットが注目される理由は、ケトン体が「脂肪から作られるエネルギー物質」であることが挙げられます。 ( ※ 6 ) そのため、MCTオイルを継続摂取することにより体脂肪が効率的に燃える「痩せ体質」を目指すことができるのです。
負担のない食習慣改善・ダイエットのために
ダイエット中は、とにかく高カロリーな脂質を減らしがちです。 しかし、脂質は体内のエネルギー源になるだけではなく、ホルモンや遺伝子の材料や栄養素の吸収や運搬など様々な役割を担います。 極端に脂質を制限してしまうと、身体の不調の要因にもなりかねません。 そのためにも、良質な油を摂取することが重要になります。 また、糖質を制限しながら良質な脂質を摂取すると、エネルギー不足を防ぐだけでなく、体内の脂肪がエネルギーとして使用されやすくなるメリットもあります。 そんな時に、満腹感とカロリー燃焼量を増加させるMCTオイルは強い味方となってくれます。
MCTオイルに頼りきるのではなく、生活の基本から丁寧に
食事内容自体を変えずにMCTオイルを摂取するだけでは、残念ながらダイエット効果は期待できません。食習慣やライフスタイルをまずは見直すことが大切です。 ポイントは1日あたりの糖質の摂取量を一定以下に抑える代わりに、たんぱく質や食物繊維、ミネラルなど、ほかの栄養素をしっかり摂ること。 ( ※ 10 ) また、MCTオイルは消化・吸収が早いため、活動量が少ない寝る直前に摂取してしまうと、エネルギーにならずに中性脂肪として体内に蓄積されてしまいます。 その為、お休みの2〜3時間前には摂取するようにすることをおすすめします。 ( ※ 7 )
積極的に摂り過ぎてもNG
いくら良質と言っても、過剰に油を摂れば勿論体重増加・血糖値上昇・消化機能への問題・下痢の誘発といったデメリットもあります。 ( ※ 3 ) まずは多くとも1~2ml/日のペースで様子をみてください。 また、糖尿病・肝疾患などの基礎疾患を持つ方は、MCTオイルを使用する前に専門家やかかりつけ医に相談するようにして下さい。 CBDオイルは決して万能薬ではありません。 あくまでご自身の心身のバランスを整えることを主目的にお使いください。